トロイの木馬「Fontal.A」で、シンビアンOS搭載のノキア製端末がクラッシュ

Richard Shim(CNET News.com)2005年04月07日 13時31分

 スマートフォンをクラッシュさせるトロイの木馬が出現したと、フィンランドのセキュリティ企業F-Secureが注意を呼びかけている。

 同社は現地時間6日、「Fontal.A」というこのトロイの木馬に関する詳細情報を自社サイトで公開した。それによると、Fontal.Aは、Symbian OSが動くNokia Series 60の携帯端末に感染するという。この勧告では、これまでに感染が報告されているかどうかは触れていない。

 スマートフォンを狙うトロイの木馬は、今回のFontal.Aが初めてではない。だがFontal.Aは「CommWarrior」トロイの木馬のように、無線通信技術のBluetoothや、あるいは画像、音声、動画を含むテキストメッセージを送信できるMultimedia Message Service(MMS)を経由して自己繁殖するタイプではなく、代わりにファイル共有やIRC(Internet relay chat)を経由して感染する。

 F-Secureによると、Fontal.Aは感染した携帯電話に「Kill Saddam By OID500.sis」という悪質なファイルをインストールしようとする。そして、このファイルをインストールしてしまうと、次回起動時に端末が途中でフリーズし、このウイルスが駆除されるまで利用できなくなる。

 Fontal.Aはアプリケーションマネージャにも細工を加え、新しいプログラムのインストールを妨害し、自身をアンインストールできなくしてしまう。この問題を解決するには、携帯電話を再フォーマットするしかない。だが、再フォーマットを行うと、端末内に保存されたデータがすべて消えてしまうとF-Secureでは説明している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]