富士通九州システムエンジニアリングは、マイクロソフトの技術支援を受け、保護された環境下で文書共有を促進するソリューションMed!aRightsGateway 2005を開発した。両社が3月16日に明らかにしたもの。同ソリューションは、富士通九州システムが4月4日に販売を開始する。
従来より、富士通九州システムは、アクセス権管理技術Microsoft Windows Rights Management Services(RMS)対応の文書管理ソリューションMed!aRightsGatewayを提供している。これをウェブ対応コラボレーションソフトウェアMicrosoft Windows SharePoint Servicesと、企業ポータル構築ソフトウェアMicrosoft Office SharePoint Portal Server 2003と連携できるようにし、Med!aRightsGateway 2005として販売する。
Med!aRightsGateway 2005を利用すると、文書をSharePointのドキュメントライブラリに保存する際、文書アクセスに関する権限制御を適用できるようになる。ドキュメントライブラリに権限テンプレートを設定しておけば、保存時に特別な操作をしなくても、自動的に権限が付与される。通常の文書作成と保存という操作の流れを変更することなく、文書を確実に保護できるという。
「SharePoint Portal Serverの企業ポータルやWindows SharePoint Servicesのチームウェブサイト環境で、綿密なアクセス制御により文書の改ざんと漏えいを未然に防ぐことが可能となる。4月1日より施行となる個人情報保護法にも対応可能な文書共有環境が実現できる」(両社)
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