ドリーム・アーツとセンドメールは、企業向けスパム対策分野で提携した。両社が3月16日に明らかにしたもの。協業の第一弾として、ドリーム・アーツの企業情報ポータルINSUITE Enterpriseとセンドメールのスパム対策ソリューションSendmail Mailstream Anti-spam Solution(MAS)を連携させるため、アダプタを共同開発した。3月中に発売する。価格や具体的な発売日など、詳細は伝えていない。
Sendmail MASは、世界各地からリアルタイムに集めるスパム情報を用いてスパムを検出する。スパムである確率を格付けし、セキュリティポリシーに従ってスパムのフィルタリングを行う。ユーザーごとのスパム制御も可能。メール流量を監視/制御する機能も備え、不正メールの大量送受信によるサーバ停止を防ぎ、セキュリティレベルを向上させるという。
ドリーム・アーツは、センドメールの協力によりINSUITE EnterpriseとSendmail MASを連携させるアダプタを開発した。これにより、Sendmail MASのスパム格付け情報やスパムメール制御機能が、INSUITE Enterpriseからシームレスに利用可能となった。「企業インフラの整備と同時に、セキュリティの強化も実現できる」(両社)
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