ボーダフォンは、発信者電話番号が偽装された疑いのある場合、着信側の携帯電話に電話番号を表示しないという対策を実施する。同社が3月14日に明らかにしたもの。同日より導入を開始し、3月22日までに全国で完了する予定。
同社によると、発信者の電話番号を偽装し、ユーザー自身の携帯電話や自宅の電話番号、警察署の電話番号などを携帯電話に表示させ、詐欺行為を試みる事例があるという。当面の対策として、発信者電話番号が偽装された疑いのある通話を識別し、その通話の発信者電話番号を表示しないようにする。
同社では「当社の通信ネットワークには極めて厳重なセキュリティ対策を施してあるので、発信者電話番号が偽装されることや、偽装された発信者電話番号のユーザーに通話料が請求されることはない」としている。ただし、今後も引き続き発信者電話番号の偽装表示に関する調査を進める。
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