F-Secureは、ステルス型ウイルスおよびスパイウェアを検出/削除できる技術「F-Secureブラックライト」を開発した。日本エフ・セキュアが3月9日に明らかにしたもの。同技術を組み込んだセキュリティソフトウェア「F-Secureアンチウィルス クライアントセキュリティ」は、2005年中に出荷を開始する予定。
同社によると、「最近Rootkitというステルス技術が使われるようになり、従来のセキュリティ製品やOSはこの方法で隠されたファイルなどを検出できない」という。Rootkitは通常のシステム管理メニューからは確認できない形態でOS内に展開され、不正アクセス者が活動を広げるために用いるため対策が急務となっていた。F-Secureブラックライトを使用すると、Rootkitで隠されたファイル、ディレクトリ、プロセスを発見し、削除できるという。
F-Secureブラックライトのベータ版は、フィンランドF-Secureのウェブサイト(英文)からダウンロード可能。
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