SAPジャパンは3月7日、人事管理ソリューションのテンプレート「ベストプラクティスHCM」の新バージョンの出荷を4月に開始すると発表した。
ベストプラクティスHCMは、モデル就業規則集とそれを実現するためのプリセットパラメータやサンプルデータ、各種解説書などで構成されている。1999年から提供が開始され、2004年には同社とパートナー企業30社で構成される「SAP HCMパートナーコンソーシアム」の具体的施策の一環として、対象とする業務範囲の拡大や外部システムとの接続を目的とした54本のプログラム群を追加している。
今回の新バージョンでは、パートナー企業によって提供されるコンピテンシー構築・診断ツールや人材アセスメントツールとの自動連係プログラムが追加された。コンピテンシーや人材アセスメント情報の管理が可能となり、人材情報の可視化が促進される。
2004年度には30本の出荷実績のある製品だが、同社は2005年度は新たに45本以上の出荷を目標としているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス