IBM系システムインテグレータのニイウス(末貞郁夫社長)の2004年度(05年6月期)中間期の連結業績は、売上高が前年同期比40.2%増の420億7700万円、営業利益が同47.3%増の20億2500万円、経常利益が同39.0%増の19億400万円、当期純利益が同35.9%増の10億6000万円となり、増収増益を達成した。
同社では、中心顧客である金融機関向けのサーバー統合や、ネットワーク統合などのシステム構築案件が好調だったこと、および医療機関向け自社開発パッケージソフトを活用した統合医療情報システムの販売が伸びたことが寄与したとしている。
セグメント別の売上高では、ハードウェア販売が前年同期比13.6%増の221億9300万円、ソフトウェア販売が同152.5%増の98億8100万円、開発・SEサービスが同52.7%増の100億200万円と、全セグメントで増収を実現した。
ハード販売事業では、IBMの「zシリーズ」が大きく伸び、全ハード売上高の31%(前年同期は16%)を占めた。一方で、ストレージやパソコンの販売は伸び悩み、売上総利益率は、前年同期に比べ5.4ポイント下がった11.0%となった。
同社の通期の業績見通しに変更はなく、売上高が前期比27.2%増の1002億2000万円、経常利益が同38.3%増の56億100万円、当期純利益が同38.9%増の30億6000万円としている。
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