アライド・ブレインズ(内田 斉社長)は、高齢者・障害者の利用に配慮したバリアフリーなホームページの制作・提供の組織的な研修を行うための教材パッケージ「ラーニングA.A.O.」の提供を、2月14日に開始した。
ウェブアクセシビリティとは、「高齢者や障害者など、心身の機能に制約のある人でもホームページで提供されている情報に問題なくアクセスし、利用できる」こと。現状では、自治体や企業などの多くのホームページに設計上のバリアがあり、利用に多くの問題が生じている。昨年6月には、対応を求めるJIS規格(JIS X 8341-3)が制定され、ホームページ提供者の社会的責任として注目を集めている。
「ラーニングA.A.O.」は、ウェブアクセシビリティの研修コンテンツをCD-ROMに収録した教材。組織内に配布し、職員・社員が自分のスケジュールに合わせて学習できる。集合研修などと比べ、組織内の啓発・スキルアップを効率的に実現できる。
第一弾として「入門編」の提供を開始。営利法人向けには、50ライセンス・37万8000円、100ライセンス・71万4000円、200ライセンス・134万4000円で販売。自治体・公的機関等向けには、50ライセンス・30万2400円、100ライセンス・57万1200円、200ライセンス・107万5200円で販売する。今後、制作テクニックに焦点をあてた「実践編」など上級者向け、ウェブ管理者向けなど、ラインアップを拡充する。
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