日本HP、4月施行の個人情報保護法に向け個人情報管理ソフトの新版を発売

ニューズフロント2005年02月08日 15時46分

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2月8日、個人情報管理ソフトウェアの新版HP IceWall Identity Manager 3.0の出荷を2月16日に開始すると発表した。税込み希望小売価格は252万円(5000ユーザーライセンスまで)。「4月の個人情報保護法施行に向け、個人情報の安全/確実な管理に適したソリューションを提供する」(同社)

 HP IceWall Identity Managerは、業務アプリケーションで取り扱う個人情報の管理に特化したソフトウェア。アプリケーションのユーザーアカウントとそれに付随する情報をウェブブラウザから管理し、個人情報の登録/変更作業、パスワードの生成/通知などの作業を効率化する。「ウェブベースで手軽かつ安全に個人情報を管理できるほか、各企業の組織やアプリケーションに適したシステムにカスタマイズできる」(同社)

 新版について、同社は「ソフトウェアの構造を再設計し、拡張性と再利用性に優れたフレームワーク化を実現した」と説明する。具体的には、複数権限管理とデータベース接続機能により、複雑な組織構成にも対応できるという。ソフトウェアの拡張性と柔軟性が向上した結果、画面カスタマイズ、基本組み込み機能の一部処理変更、新機能の追加が行えるようになった。また、データベースアクセス機能を汎用化し、同社のHP IceWall SSO認証データベース以外の利用も可能とした。

 同ソフトウェアを導入すると、アプリケーションの個人情報を一元化でき、厳密な情報管理体制が構築できる。管理作業を効率化する機能も備えているので、システム管理者の負荷も軽減する。

日本ヒューレット・パッカードのプレスリリース

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