日立情報システムズは1月25日、社内ネットワークへのウイルス侵入、内部情報の漏えいや盗聴といった事態による被害拡大を自動的に阻止するセキュリティ対策ソフトウェアSHIELD/ExLinkを発売した。
SHIELD/ExLinkは、同社とシマンテックやセキュリティフライデーの製品を連携させ、セキュリティ対策を自動実行するソフトウェア。人手を介することなく、社内ネットワークで発生するセキュリティ被害の拡大を防ぐという。対策実行にかかる時間を短縮することで、被害を最小限に抑える効果も得られる。また、導入時にネットワーク構成の変更や専用クライアントアプリケーションの利用が不要なため、既存環境への柔軟な対応が可能で、「最短1カ月で導入可能」(同社)
同社は、(1)ウイルス対策の自動化、(2)社内ネットワークからの情報持ち出し検知/切断、(3)社内ネットワークにおける盗聴行為の検知/切断という具体的ソリューションの提供を、2005年3月に開始する予定。各ソリューションの商品名称と構成ソフトウェアは以下の通り。
【ウイルス対策自動化】
【情報持ち出し検知/切断】
【盗聴行為の検知/切断】
今後は、スイッチやルータなどのネットワーク製品、セキュリティ製品との連携を拡大させる。
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