住商エレクトロニクス(SSE)、アクセラテクノロジ、センドメールの3社は、電子メール用データベースソリューションパッケージAccela eMailBaseを共同開発/提供することで合意した。3社が1月12日に明らかにしたもの。同ソリューションを使用すると、電子メールを活用して業務を効率化すると同時に、電子メールにまつわるリスク管理を強化できるという。
Accela eMailBaseは、スパムメールを自動的に排除したうえで、受信および発信メールをデータベース化して一元管理する。「エンドユーザーは自分宛の電子メールや添付ファイルを高速検索でき、業務の効率化を図れる。管理者は、サーバサイドで自動バックアップするので、クライアントPC破損や担当者退職時も電子メールの消失を避けることができる。さらに、発信メールを検索すれば、個人情報流出に対するリスクを回避するなど、コンプライアンスを順守した電子メール管理が容易になる」(3社)
同ソリューションは、アクセラテクノロジの検索ソフトウェアAccela BizSearch V3、SSEのスパムメール対策ソフトウェアCloudmark、センドメールのメール配信ソフトウェアSendmail Switchと高速メールコピーソフトウェアSendmail Message Copierを組み合わせて構築する。Sendmail、Notes、Exchangeなどの既存メールシステムにアドオンするため、短期間で導入可能。電子メールクライアントの変更も必要ない。
サーバの対応OSはWindows。税別価格は600万円から。1月末に出荷を開始し、住商エレクトロニクス、アクセラテクノロジ、両社の販売代理店が取り扱う。今後3年間で500本の販売を目指す。
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