Microsoftは米国時間9日、同社が合わせて5つのWindowsパッチを来週リリースする計画であることを発表した。
Microsoftは、一般ユーザー向けにセキュリティ関連情報の事前告知を行う新しいプログラムの一環として、自社のTechNetサイトにこの情報を掲載した。このプログラムは11月に発表されたものだが、この際には同時に、なりすましに悪用される恐れのある欠陥についての告知が、実際のパッチリリースに先立って行われていた。
今回発表された情報によると、5つのWindowsパッチは12月14日に公開される予定。Microsoftは1年あまり前に、毎月第2火曜日に月例のパッチリリースを行うと決定しており、通常はこのスケジュールに沿ってパッチを公開している。
しかし同社は、PCの改ざんに悪用されることが多く、早急に修正が必要な脆弱性については、このスケジュールに沿っていなくてもパッチをリリースすることがある。たとえば今月初めにはInternet Explorerに含まれる深刻なセキュリティホールをふさぐアップデートをリリースしている。
14日に発表されるWindowsの欠陥のなかには、「緊急」に該当するものは1つも含まれておらず、最も深刻度が高いものでも「重要」レベル(同社の定義で上から2番目)だと、同社の告知には記されている。
なお、Microsoftはこれらの脆弱性に関するこれ以上の説明を控えている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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