ネットエージェントは12月8日、ファイアウォールOnePointWallの新版を12月17日から販売すると発表した。同社はこれまで、Winnyの通信、SoftEtherの通信、掲示板2ちゃんねるへの書き込みを阻止する機能を、OnePointWallファミリーの異なる製品で提供していた。新版は、従来の機能を統合したうえで、インスタントメッセンジャーやSkypeによる通信、ワームの侵入、ユーザーによる画像や実行ファイル付きメールの送信などを防ぐ機能を追加し、単一製品として販売する。
一般にファイアウォールは外からの攻撃や侵入を防ぐが、OnePointWallは内側からの通信も必要に応じて止められる。「私的利用や許可外の通信をきめ細かくブロックすることが可能で、違法行為や情報漏えいを防ぎ、ネットワークを危険にさらすおそれも減らせる」(同社)
価格は、サーバおよびクライアントの合計台数によって異なる。30台用のOne Point Wall OPW_WL30が9万8000円、100台用のOne Point Wall OPW_WL100が19万8000円。購入後1年を過ぎて継続使用する場合は、継続ライセンス(30台用:6万1740円、100台用:11万8800円)が必要。アカデミックライセンス(1000台単位)、5000台以上の無制限ライセンス、複数台を導入するサイトライセンスも用意する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」