サムスン電子が、移動しながら高画質デジタルテレビを楽しめる、地上波デジタルマルチメディア放送(DMB)対応テレビを開発した。
6インチ画面を備えた新製品は、今月2日と7日に英国およびフランスで開催された「英・仏 地上波DMBロードショー」で発表された。サムスン電子は、昨年9月に世界初の地上波DMB受信機を開発して以来、今年9月には、ソウル市内の路線バスを利用してオリンピック放送の試験サービスを提供するなど同分野のトレンドを主導してきた。
サムスン電子は、今回の地上波DMBテレビの優れた受信技術のおかげで、高品質な音質および映像サービスが提供できるとしている。また、同社では、同製品が車載用や携帯用のデジタルテレビとして脚光を浴びるものと期待している。
新製品は、16:9のワイド画面を搭載し、MP3ファイル再生やGPS機能を備える。また、デジタルカメラと接続すればフォトアルバム機能を楽しむこともできるほか、PCでダウンロードした動画などのマルチメディアコンテンツを再生することも可能だ。
高速移動時でも安定した品質で放送を受信できることから、自動車に乗っているときでも高画質テレビ放送を受信できる点が同製品の特徴だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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