マイクロソフトとKDDIは11月26日、29日からケータイオフィスがExchange Server 2003に対応すると発表した。
ケータイオフィスは、au携帯電話上に業務用の電子メールやスケジュール、アドレス帳等のアイテムを同期・蓄積でき、電波状況によらず参照が可能になるサービスだ。今回、マイクロソフトのExchange Server 5.5/2000に加えてExchange Server 2003にも対応する。
Exchange Server 2003は、携帯電話のブラウザからExchange Serverにアクセスする機能「Outlook Mobile Access」を標準装備しているが、「ケータイオフィス」を利用することでau携帯電話とExchange Serverのアイテムを同期/蓄積/オフライン参照などが行えるようになる。移動中の電車や地下エリアなど携帯電話の電波状況が良くない環境でも、事前に同期・蓄積されたExchange Serverの受信トレイ/予定表/連絡先のアイテムを確認できる。
また、場所を問わずメール返信やスケジュール調整ができるため、顧客やビジネスパートナーに対して迅速な対応が図れるのも利点だ。さらに、一度同期されたアイテムは何度でも参照可能であり、以降は差分データのみを同期するため、ブラウザアクセスと比べて快適な操作感と通信コストの大幅削減にもつながるという。
両社は今回のサービス同期によって、au携帯電話でさらに利便性の高いモバイルアクセスソリューションの提供が可能になるという。今後は、既存顧客への提案や共同マーケティング活動を実施する予定だ。
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