第3四半期サーバ市場、IBMがリードを拡大--米調査

Stephen Shankland (CNET News.com)2004年11月25日 17時26分
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 IBMが成長中のサーバ市場でさらにリードを拡大し、ライバルのHewlett-Packard(HP)とSun Microsystemsのシェアを侵食したことが、米国時間24日に発表されたデータから明らかになった。

 市場調査会社IDCの発表によると、2004年第3四半期における全世界のサーバ売上高は、前年同期比5.5%増の115億ドルだったという。IBMの売上高は急速に成長して前年同期比6.3%増の34億ドルとなり、市場シェアの31.7%を獲得した。

 第2位のHPは、市場全体より鈍い成長率を示した。同社の売上高は前年同期の30億ドルから31億ドルへと増加した。DellとSunはほぼ同列の3位につけた。実際の売上はSunが11億8000万ドルで、Dellは11億7000万ドルだった。前年同期からの成長率はSunが0.1%だったのに対し、Dellは14.1%を記録したとIDCは言う。

 同市場は6四半期連続で成長しているが、ここ最近になりその勢いが増していると、IDCのアナリストVernon Turnerは説明する。同氏によると、企業はここ最近、システムの現状維持だけでなく、新規プロジェクトのためにIT費用を支出するようになっているという。

 HPとSunのシェアが低下する一方で、IBMとDellがシェアを伸ばすというのは、同市場でここ数四半期にわたって見られる傾向だ。第5位につけたのは富士通/Fujitsu Siemensで、売上は4.4%増の7億1400万ドルだった。

その他の結果

  • Linuxサーバの売上は42.6%増加して10億6000万ドルになった。Linuxサーバの売上は、9四半期連続で10%以上の伸びを示している。HPが同市場を2億8700万ドルの売上でリードしており、それにIBM(2億1900万ドル)、Dell(1億8500万ドル)が続くと、Turnerは述べる。
  • IntelのXeonプロセッサ「Nocona」やAdvanced Micro Devices(AMD)のOpteronなど、64ビット拡張機能を備えたx86プロセッサは、人気を博している。約6万台のNoconaベースのサーバと5万2000台のOpteronサーバが既に販売されていると、IDCでは説明する。Opteron搭載システムの約60%で、64ビットLinuxが動作しており、Noconaシステムの多くでは32ビット版のWindowsが動作している。Windowsでの、64ビットx86プロセッサのサポートは2005年まで行われない。
  • x86サーバ全体の売上高は18.3%成長して54億ドルとなった。3四半期連続して、IBMのPowerプロセッサやSunのUltraSparc、HPのPA-RISCといったRISCプロセッサを搭載したサーバよりもx86サーバの方が売上が多かった。
  • RISCプロセッサを用いることの多いUnixサーバは、売上高が2.3%減少し、40億ドルとなった。しかし出荷台数は8.3%上昇している。

 同四半期のUnix市場では、HPが売上12億7000万ドルで1位につけた。2位はSun(11億4000万ドル)で、3位はIBM(10億5000万ドル)だった。IBMの売上は2%増加しているのに対し、Sunの売上は2%、HPの売上は6%減少している。

 ブレードサーバの売上は勢いを増している。IDCのアナリストJessica Yangは声明のなかで「第3四半期のブレードサーバ市場では、エンドユーザーの支出がわれわれの予測を上回った。従来の1ウェイから2ウェイ、4ウェイのブレードシステムへと人気が移っている」と述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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