マイクロソフトと日本ユニシスは11月18日、SAP R/3システムのアップグレードを手がけるサービス「SAPリニューアルサービスメニュー」を発表した。両社は、アップグレード時の戦略/計画/構築/評価/運用という各フェーズを体系化/統合し、単一窓口で対応する。複数ベンダーからサービスを受ける従来の方式に比べ、コストと期間を約30%削減できるという。
同サービスは、単なる最新版へのアップグレードだけではなく、将来を見据えたアドオンの分析、業務プロセスの見直し、システム再構築やインフラコスト削減に向けたWindowsプラットフォームへの移行、本番後のアウトソーシングなどのサービスも提供する。その結果、「投資回収率(ROI)向上、総所有コスト(TCO)削減が実現する」(両社)。
サービスは、診断を行うSAPアセスメントサービス、OSやデータベースの移行や運用管理システムの再構築を行うSAPマイグレーションサービス、SAP R/3システムをアップグレードするSAPアップグレードサービス、アドオン/業務プロセスを見直すSAPモダナイゼーションサービス、運用アウトソーシング/管理サービスを行うSAPマネージメントサービスで構成される。サービス提供には、日本キャップジェミニとインテリグループジャパンが協力する。
マイクロソフトと日本ユニシスは、今後2年間で100社の受注を目指す。
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