NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2005年1月から2月にかけて、岡山県倉敷市の光ネットワーク「かわせみネット」を使用し、電子タグ(ICタグ)とIPv6対応インターネット網を連携させる「電子タグ高度利活用に関する実証実験」を行う。同社が11月17日に明らかにしたもの。同社は実験を通し、電子タグ利用時の情報アクセス制御、情報管理、IPv6対応ネットワークセキュリティ技術を検証する。
実験では、かわせみネットに接続されている倉敷科学センターや倉敷市立中央図書館などの市内公共施設において、市内の児童/生徒に電子タグを活用してもらい、情報流通を実験する。具体的には、倉敷科学センターの各種展示や倉敷市立中央図書館で興味を持った場所や事柄について、児童/生徒が携帯する電子タグを読み取り装置にかざすことで、児童/生徒のマイポータルサイトに情報を自動配信するシステムを稼働させる。
同社が検証する項目は以下の通り。
同社は、実証実験で得た成果を総務省や学会、標準活動機関などに報告し、標準化を進める。さらに、事業化に向けた研究も行う。
日本独特の課題だと諦めてませんか?
国産AI「Zinrai」だから実現できること
行ってみたけど空いてないというがっかりを
テクノロジーの力でなくす
世界に影響を及ぼす大きな転換期の訪れ
それを見据え富士通が積み上げた戦略とは?
AIによるコンタクトセンター業務の改革と
変わっていく人間の働き方