カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、増田宗昭社長)と楽天(三木谷浩史会長兼社長)は10月28日、ポイントの相互交換サービスを開始することで合意したと発表した。
これによって、11月1日から「TSUTAYA」の1151店舗を含む全国約2万2300店舗で貯まる「ティーポイント」と、楽天がネット上で展開する約3万社ほかで貯まる「楽天スーパーポイント」の交換が可能になった。リアルな店舗で貯められる「ティーポイント」と、ネット上での各種サービスを利用する際に貯められる「楽天スーパーポイント」が交換できるため、よりユーザーに身近なサービスを提供になるとしている。
会員は、それぞれTSUTAYA会員が1863万人、楽天会員が700万人の合計2563万人。今回の提携は、「ティーポイント」にとっては初の外部ポイントサービスとの相互交換となり、「楽天スーパーポイント」にとっては「ANAマイレージクラブ」に続き、2社目。
サービスは11月1日から開始するが、3か月のテストマーケティング終了後、長期的なスキームを決定する。交換ポイント比率は、1ティーポイント:1楽天スーパーポイント(最低1000ポイント以上、100ポイント単位)。
両社は、今回の相互ポイント交換を機に、今後もTSUTAYA店頭と楽天での各種プロモーションやマーケティングなど幅広く取り組んでいく予定。
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