ソニー、第2四半期決算は大幅な増益、営業利益は7四半期振りのプラス

 ソニー(出井伸之会長兼グループCEO)が10月28日に発表した04年度(05年3月期)第2四半期連結決算は、売上高が1兆7023億円(前年同期比5.3%減)と減収だったものの、営業利益が434億円(同30.6%増)、税引前利益が633億円(同43.6%増)、最終利益が532億円(同61.6%増)と大幅な増益を達成した。

 これにともない、中間期連結決算は売上高が3兆3144億円(前年同期比2.5%減)、営業利益が531億円(同6.6%増)、税引前利益が698億円(同12.5%減)、当期純利益が前年同期の2.2倍にあたる764億円となった。

 第2四半期の業績について井原勝美・執行役副社長兼グループCSO&CFOは、「営業利益に関しては7四半期振りの増益」と強調し、「トップマネジメントを含めた各部門の情報共有や連携なども高まってきており、当社は確実に良い方向に動いている」ことをアピールした。

 営業利益の増加に貢献したのは映画部門。「スパイダーマン2」の興行収益が好調で、第2四半期は売上高が1917億円(前年同期比2.3%増)、営業損益が274億円の黒字(前年同期は46億円の赤字)となった。

 主力のエレクトロニクス部門は、第2四半期の売上高が1兆2133億円(同2.5%減)、営業利益が72億円(同83.4%減)と落ち込んだ。ワールドワイドでデジタルカメラやフラットパネルテレビ、液晶リアプロジェクションテレビが好調だったものの、米国でブラウン管テレビ、欧州で携帯型オーディオ、日本でパソコン「バイオ」が不振だったことで伸び悩んだ。

 通期の連結業績見通しは、期初に売上高7兆5500億円(前年度比1%増)、営業利益1600億円(同62%増)、税引前利益1600億円(同11%増)、最終利益1000億円(同13%増)としていた予想を、音楽制作会社の持分法子会社のソニーBMGを設立し、連結対象子会社のソニーミュージックエンタテインメントの音楽制作事業が移管されたことにともない、売上高を7兆3500億円(同2%減)に下方修正、営業利益の1600億円(同62%増)は変更しなかった。しかし、マネックス證券と日興ビーンズの経営統合による持分法変動益などで経常利益と最終利益を、それぞれ1700億円(同18%増)と1100億円(同24%増)に上方修正した。

ソニー

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