JEITA、04年度上期の国内PC出荷は前年同期比7%増の548万6000台に

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 電子情報技術産業協会(JEITA、安藤国威会長=ソニー社長)が10月27日に発表した04年度(05年3月期)上期の国内パソコン出荷実績は、台数ベースで前年同期比7%増の548万6000台と3期連続の伸長を達成した。一方、金額ベースでは、単価下落の影響で同1%減の7924億円と減少した。

 第2四半期の出荷実績は、台数で前年同期比11%増の292万5000台、金額で4189億円と台数、金額ともに前年同期を上回った。台数ベースでは、6四半期連続で前年同期増を記録した。なお、第2四半期からは、出荷統計に新しくデルが加わっている。

 第2四半期の実績についてJEITAパーソナルコンピュータ事業委員会の片山 徹委員長(NEC執行役員)は、「企業向けは、リプレース需要などが引き続き堅調に推移し、市場のけん引役になった」と、企業向け市場が衰えていないことを示した。個人向け市場については、「猛暑の影響などで前半と中盤に苦戦を強いられた」としており、第2四半期の出荷台数は横ばいだったという。

 しかし、「9月に入ってからは、各メーカーがAV機能を強化した冬商戦向け新製品を発売したことで需要喚起につながっている」と話した。パソコン幹事会の木村政孝・幹事長(日立製作所ユビキタスプラットフォームグループソリューション統括本部統括副本部長)は、「実際の販売でも、前年同月比10%増」と述べた。

 今年度通期の出荷台数見通しについては、前年度比6%増の1160万台の見込みを修正しなかったものの、「前年度から2ケタ程度は伸びる可能性が高い」(木村幹事長)と、パソコン市場に明るい兆しが出てきていることを強調した。

電子情報技術産業協会(JEITA)

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