NTTコミュニケーションズは、ノーテルネットワークスと松下電器産業 パナソニックシステムソリューションズ、住友電気工業、ネットマークス、ネットワンシステムズの5社と協力し、専用のブロードバンド回線を利用したIPカメラによる遠隔防犯サービスを10月より開始する。
この遠隔防犯サービスは、それぞれ異なる得意分野を持つ5社が各種装置やアプリケーション、ノウハウなどを持ち寄ることで実現したもの。専用のブロードバンド回線とIPカメラを利用するため、従来のインターネットを介したサービスで問題となっていた映像システムの限界なども改善された。ターゲットとしては企業や官公庁、警備会社などの防犯設備を重視した施設が挙げられている。
価格については設置カメラ台数やストレージサーバの蓄積容量、回線の保証帯域などによって異なるが、1拠点あたり約10万円から。同社では、来年度の遠隔防犯サービス市場の規模は全国300,000拠点程度と想定しており、今後はVoIP環境との統合ソリューションや、映像・情報配信システムの提供を視野に入れたトータルソリューションの提案・提供も実施していくという。
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