ソニー・ミュージックエンタテインメント(以下SMEJ)を本社とするソニーミュージックグループ各社は、コピーコントロールCDの販売を10月発売タイトル分から段階的に終了し、11月17日以降発売する新譜については全て通常のCDとして発売すると発表した。
SMEJは、違法なCD-Rへの複製や、インターネット上での音楽ファイルの違法交換が急増したことにより、2002年11月に著作権保護機能を付加したコピーコントロールCD「レーベルゲートCD」仕様を導入した。しかし、現在は多くのユーザーの著作権保護に対する意識が高まったことや法的環境の整備も進んできたため、新譜の発売について「レーベルゲートCD」仕様の終了を決定したとしている。
同グループは、今後も、著作権保護と「音楽創造のサイクル」の維持に対するユーザーの理解を促進させるとしている。また、同時に著作(隣接)権侵害行為等の違法行為に対しては、これまで以上に断固たる姿勢で監視・警告・法的措置をとるとしている。
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