ジャストシステムは、自然文で問い合わせ、関連情報を一括抽出できるナレッジ検索システム「ConceptBase Search」のLinux対応版で、大規模な文書データベースに対応した「ConceptBase Search Enterprise for Linux」を9月30日に発売する。価格は200万円(税別)。Red Hat Enterprise Linux ES(2.1)と、Red Hat Enterprise Linux AS(2.1)の環境で動作する。
新製品は、「ConceptBase Search」のLinux対応版。新たに大規模データ処理を可能にしたほか、複数サーバー構成での運用も強化している。Windows NT用の「ConceptBase Search」に存在した文書データベース作成の制限(2GB)をなくし、これまで以上に大規模な文書データベースに対応する。
また、複数のサーバーに文書データベースを分散配置させることができ、複数のサーバーにまたがる文書データベースを一度に検索が可能。Linuxサーバーで運用し、かつ大規模なデータを処理することが求められるシステムにおいて、最適なパフォーマンスを提供する。
「ConceptBase」は、従来のキーワード検索や全文検索の方式では見いだすことのできなかったさまざまな関連情報を発見し、企業がもつ情報資産を、ナレッジとして引き出す概念検索システム。97年12月発売以来、国内の代表的な企業2000社に導入されている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果