ミラクル・リナックス、同社セキュアOS製品が高可用性クラスタに対応

 ミラクル・リナックス(佐藤武社長)は、同社セキュアOS製品「MIRACLE HiZARD」が高可用性(HA:High Availability)クラスタに対応するとともに、対応プラットフォームとして新たにインテル Itanium 2 プロセッサを追加したと発表した。10月8日から提供を開始する。

 今回のHAクラスタ対応によって、「MIRACLE HiZARD」は、企業や公共機関、とくにミッション・クリティカルな領域におけるサーバー運用の場で強固なセキュリティと高い可用性を提供できるようになった。

 HAクラスタは、「止まらないシステム」を実現する手段として注目されており、重要なサーバーの予期しないシステム停止などに備え、複数のサーバーをクラスタ接続することで、1つのサーバーに障害が発生した場合でも、その他のサーバーにサービスを引き継いでシステム停止時間を最小限に抑え、かつ業務の可用性を向上することができる。

 これによって、これまで一般的に困難とされていたセキュリティを確保すると同時に可用性を向上させることが可能となる。また、同社のLinuxサーバーOS製品「MIRACLE LINUX」、クラスタ製品「MIRACLE CLUSTERPRO」、セキュアOS製品「MIRACLEHiZARD」の3製品がシームレスに連携することで、低コストかつ安定性の高いシステム運用環境を提供できるようになった。

 なお、インテル Itanium 2プロセッサ対応モジュールを新たに追加することによって、対応プラットフォームとして、HP-UX 11i for Itanium、Windows Server 2003 for 64-Bit Itanium-based Systemsを拡充している。

ミラクル・リナックス

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