アスキーソリューションズ(田北幸治社長)は9月15日、大阪に本社をもつシステム開発会社のインターネットテクノロジ(柳井研人社長)を株式交換で買収すると発表した。10月1日を期日として合併する。
アスキーソリューションズが存続会社となり、インターネットテクノロジは解散する。インターネットテクノロジの資産および負債、権利義務、従業員は、アスキーソリューションズが包括継承する。
アスキーソリューションズは、02年6月にアスキーから分離・独立し、法人向け、個人向け、教育機関向けのパッケージソフト事業と、SI(アウトソース含む)、組込系ビジネス、業務アプリケーション開発、ECサイト構築サービスを中心にしたソリューション事業を展開している。社員75人(8月現在、取締役、アルバイト含む)で、04年3月期の売上高は約23億円。
一方、インターネットテクノロジは、金融機関向け、流通業向けおよび公共機関向けの業務システム開発が強みで、約20年にわたる開発経験により、効率的な開発ノウハウと技術力を保有している。社員は30人で、03年9月期の売上高は約4億円。
今回の合併により、アスキーソリューションズは、西日本地域への販売チャネルの拡大と、ビジネス系システム開発の体制強化を図る。インターネットテクノロジ本社を、同社の大阪事業所として組み込み、西日本エリアでの営業拠点とする。インターネットテクノロジの東京営業所は同社の本社に移管する。
合併後のアスキーソリューションズの新資本金は3億2420万円、社員数は105人(取締役、アルバイト含む)になる予定。
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