日立、Linux向け総合セキュリティソフトと関連サービスを発表

ニューズフロント2004年09月13日 14時46分

 日立製作所は9月13日、統合セキュリティソフトウェアAstaro Security Linuxの販売と、関連サービスの提供を9月21日に開始すると発表した。同ソフトウェアは、ファイアウォール、VPN、アンチウイルス、アンチスパムといったセキュリティ機能の導入を、簡単かつ低コストで実現できるという。

 Astaro Security Linuxは、ドイツのASTAROが開発し、フォーバル クリエーティブが国内で販売する製品。Linux OSとセキュリティアプリケーションを収録した1枚のCD-ROMで、全アプリケーションをインストールできる。設定やソフトウェアのアップデートはウェブブラウザから行えるので、Linuxのコマンドの知識を持っていなくても利用できる。すべてのアプリケーションを1台のサーバで管理するため、セキュリティ機能ごとにサーバを導入/管理する必要がない。

 導入必須の基本ライセンスAstaro Security Linux V4 Basic License(10クライアント6万5520円〜)に、アンチウイルス用ライセンスAstaro Security Linux V4 Virus Protection Subscription(同4万9560円〜)、冗長構成用ライセンスAstaro Security Linux V4 High Availability Option(同6万5520円〜)、IPsec用ライセンスAstaro Security Linux V4 Astaro Remote IPSec Option(1ライセンス1万5120円〜)を組み合わせて運用する。また、2年目以降に提供するバージョンアップライセンスAstaro Security Linux V4 Up2Date(10クライアント1万5960円〜)も用意している。

 さらに、同社はAstaro Security Linuxに対応した構築コンサルテーション、問題解決支援、アフターサポートのサービスも行う。PCサーバ「日立アドバンストサーバHA8000シリーズ」を組み合わせた総合セキュリティソリューションも提供する。

日立製作所のプレスリリース

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