ソリトンシステムズは8月27日、PC利用状況のログを収集/解析するソフトウェアInfoTrace V1.2を発表した。同ソフトウェアはPCの操作を記録するので、情報漏えいが発覚した際に迅速な原因究明が可能となり、不正行為に対する抑止力を発揮するという。
InfoTraceは、社内に保管されている情報に対するアクセスを監視し、アクセス元のPC、時刻、ユーザー、アクセス方法、実行した操作などを記録する。ログ情報は、InfoTrace TraceBrowserと呼ばれる検索画面を使用し、細かな条件を設定して確認できるほか、トレース(追跡)も行える。
Windowsの「アプリケーションの追加と削除」からの削除や、未送信のログがローカルPCに残っている状態でのアンインストール、監視サービスの停止は行えない。また、ローカルPC内の未送信ログを削除しても、復旧することができる。
価格は、サーバ(1ライセンス)とInfoTrace TraceBrowser(1ライセンス)を含むInfoTrace基本パックが96万円。監視対象のローカルPCにインストールするInfoTrace WindowsAgentが3000円。InfoTrace WindowsAgentについては、ボリュームディスカウントを用意している。
出荷開始は8月30日。2004年度に300サイト、5億円の販売を目標とする。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力