シーフォーテクノロジーが8月10日に発表した04年度第1四半期非連結の業績状況は、売上高が2億1000万円と前年同期比プラス89%の大幅増となった。しかし、営業利益では赤字が同25%増、純利益では同250%増という結果だった。
売上高は、売上計上区分を変更したものの、セキュリティ製品の販売が好調に推移したことにより、前年同期比プラス89%と大幅な増収となった。しかし、人件費や研究開発費の増加により1億4600万円の営業損失を計上した。また、第三者割当増資に伴う新株発行経費のため、経常損失は1億7900万円、純損失は1億8300万円だった。
同社は引き続き、C4暗号技術を普及させる戦略としての「アライアンスパートナー戦略」を推進し、市場ニーズに合致した製品・サービスの提供力を増強。また個人情報保護法の完全施行をにらんだ製品のラインアップの拡充を図っていくとしている。
5月17日発表の期初予想は、中間期で売上4億6000万円で損失が2億6000万円、通期で売上21億6000万円で経常利益は2億1000万円と最終的な黒字を見込んでいる。第1四半期の業績がおおむね計画通りに推移しているため、中間期および通期ともに修正はしないという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす