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IBM、Lotus Notes/Domino 7のベータ版をアップデート

David Becker(CNET News.com)2004年08月06日 18時41分
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 IBMは、企業向けのLotus NotesとDomino電子メールソフトウェアの次回アップデートに、同社のDB2データベースとの接続機能や他の数多くの便利なツールを追加する予定だ。

 IBMは、来年前半に正式リリースを予定している、Lotus Notes/Dominoバージョン7のベータ2を先ごろ発表した。今回のアップグレードでは、NotesとDominoファミリーのすべての主要コンポーネント(サーバソフト、開発ツール、クライアントソフト)がアップデートされ、IT管理者の負担を軽減する。

 バージョン7は、3つの分野のすべてで大きく変化したと、IBMのLotusグループ・メッセージングコラボレーション担当シニアマネージャーのEdward Brillは述べた。まずサーバに関して言えば、Dominoサーバ1台でサポートできるユーザー数が現行のバージョン6.5より50%以上増えるよう、改善に力を入れてきた。

 「1万人のユーザーをすでに単一のサーバで扱うことができるが、そこからさらに改善する余地があると思っている」(Brill)

 また、サーバ製品に大きく手を加えたことで、Notes/Dominoアプリケーションはようやく、IBMのDB2に基づいて構成されたシステムとデータ交換できるようになる。Notesが企業データを扱う機能をたくさん搭載するようになるにつれ、顧客はこの機能を強く希望するようになっていた。

 開発者向けの機能に関して言えば、バージョン7ではNotesアプリケーションを自動的にXMLベースのWebサービスに変換する新しいツールが追加されている。LotusがJava 2 Enterprise Editionにフォーカスしていることに反感を持っていたNotes開発者をMicrosoftや他のベンダーが引き抜こうとする動きがあったが、このツールを追加したことにより、これを阻止できるかもしれない。

 クライアント側では、新しいNotesには、通常のオフィス業務を簡素化することを狙ったいくつかの機能を備えていると、LotusのメッセージングワイヤレスグループのシニアプロダクトマネージャーHeidi Votawは述べた。新しい機能には、Notesのカレンダーウィンドウから直接会議室を予約する機能や、ディスカッションスレッドの内容ごとに電子メールメッセージを簡単に参照する機能、マルチタスク管理の機能強化などが含まれる。「バックグラウンドでさまざまな処理が行われている間、社員はもっと生産的に仕事ができる」と、Votawは述べた。

 IBMのNotesとDominoの主要ライバルは、MicrosoftのOutlook電子メールクライアントとExchangeサーバソフトウェアだ。この2社が市場を支配していて、シェアはほとんど変わらない。ほかには、OracleのCollaboration Suiteやオープンソースの電子メール、カレンダー製品であるNovellのEvolutionといった製品がある。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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