日本IBM(大歳卓麻社長)は5月6日、グループウェア製品「Lotus Domino」をベースに、簡単で機能性の高いイントラネット環境を短期間に導入できる最新ソリューション「Domino.GB Domino 6対応版」を5月19日から提供開始すると発表した。
「Domino.GB」は、低価格ですぐに使えるWebベースのグループウェア「iNotes on demandシリーズ」の最上位製品で、500ユーザーが利用する場合で約617万円(サーバー料金含む)と、中堅・中小企業が導入しやすい料金設定を採用 している。
充実した共有ポータル機能が最大の特徴で、企業内外に点在するさまざまな情報のなかから、日々の業務に必要な情報を企業全体や部門業務ごとに最適化し、各社員のPC画面上に集約して表示することができるため、効率よく情報を活用することが可能となる。
また、「Domino 6」が核となっていることで、社員が共有できる高度なポータル機能を始め、Webメール、電子会議室、文書ライブラリ、グループスケジューラー、設備予約機能など、利用者ニーズの高いWebアプリケーションをイントラネット画面上に一括提供することができる。さらに、「Lotus Sametime」を利用することで、ポータル画面から企業内や部門間での「オンライン・ミーティング」を行うことができるほか、在席確認を行うこともできる。
このほか、新たにWebアプリケーションやソリューションを追加することも簡単なため、「Notes/Domino」の開発基盤である「Domino Designer」によるWebアプリケーションの開発や、市販のアプリケーションパッケージを導入することで、顧客管理、営業支援、文書管理、ワークフローなどをシステムに追加し、ポータル画面から起動させることが可能となる。
なお同社では、「Domino.GB」を含む「iNotes on demandシリーズ」に、電子会議ソフトウェア「Lotus Sametime」を無償で提供するキャンペーンを10月まで実施する。
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