「ITトレンド調査」ではCNET JapanとYahoo!リサーチが共同で、インターネットユーザーを対象にITトレンドに関する様々な調査を行っていく。第1回目は、2004年7月28日から2004年8月2日までの6日間にわたって「アプリケーションの利用実態」に関するアンケートを実施した。「Yahoo!リサーチ・モニター」に登録するネットユーザーに、インターネットブラウザと電子メール、インスタントメッセンジャー、ツールバー、RSSリーダーの利用状況について回答してもらった。
【調査結果の概要】
一番よく利用するOSやインターネットブラウザの上位に名を連ねたのは、Windows(93.8%)やInternet Explorer(84.1%)などのマイクロソフト製品だった。アップルコンピュータのMac OSを利用する人は全体の5.7%。60代以上のネットユーザーは全員Windowsを使用していた。
一番よく利用する電子メールソフトについては、Outlook Express(56.9%)、Outlook(17.5%)、Becky!(4.3%)、PostPet(1.7%)に続く第5位に「ウェブメール」(1.6%)がランクインし、各社から提供されるウェブメールサービスの人気ぶりが明らかになった。
インスタントメッセンジャーを利用する人は全体の47.1%で、Yahoo!メッセンジャー(日本語版)や、MSNメッセンジャーの人気が高い。これら2つのメッセンジャーを利用する人は他のメッセンジャーを併用しない傾向にある一方で、AOLインスタントメッセンジャーやICQ、Yahoo Messeger(米国版)利用者の半数以上がMSNメッセンジャーを併用していた。
ツールバーを利用するネットユーザーは全体の53.3%。Googleツールバーの主な利用者が20代〜50代である一方、Yahoo!ツールバーは10代と60代以上のユーザーに人気があることが明らかになった。
RSSリーダーの利用者は全体の4.7%で、あまり利用されていないことが明らかになった。
【調査結果の詳細】
[オペレーティングシステム] 9割以上の人がWindowsを利用
全回答者のうち93.8%がWindowsを利用していることが分かった。次いで2位はMac OS(5.7%)だった。
また、60代以上の回答者は全員がWindowsを利用していた。
Windows 98を利用する(Windows 98以降にリリースされたWindowsに乗り換えていない)人の割合が一番高いのは、10代(28.6%)と60代以上(23.5%)。ほかの世代のWindow 98利用率は10%台にとどまった。
また、ほかの世代のWindows XP利用率は50〜60%台であるのに対し、10代のWindows XP利用率が著しく低い(35.7%)。
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