NECは、PCの保守サポートや中古PCの再生事業を行うNECパーソナルプロダクツ群馬事業場の様子を公開した。
群馬事業場は2001年まで群馬日本電気(NEC群馬)として、デスクトップPCの開発・生産を行っていた。その後2002年7月にはNECカスタムサポートと名称を変え、業務内容も保守サポートに変更。2004年7月にはPCの企画・開発・製造を行うNECパーソナルプロダクツに併合されている。
群馬事業場の現在の事業内容は主に3つで、1)故障診断の電話受付、2)一般消費者向けPCや周辺機器の修理、3)中古PCのリユース。2年前までPCの開発に携わっていた強みを生かし、「単なる修理診断だけではなく、故障箇所の分析や統計解析を行い、企画開発や生産現場にフィードバックする」(NECパーソナルプロダクツ執行役員の加藤秀章氏)という役割を担っている。
加藤氏によると、フィードバックによる初期不良の低下や、コールセンターの品質向上によって電話対応で済む事例が増えてきたことなどから、PCの修理点数が減少しているという。「(余力を生かして)他社のPC修理も請け負いたい」(加藤氏)と意欲を見せていた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス