KVHテレコムは7月13日、帯域保証などのサービスレベル保証(SLA)制度を適用するイーサネットサービスEther-MAN Plusを発表した。8月1日に提供を開始する。
Ether-MAN Plusは、Ethernet over Multi Protocol Label Switching(EoMPLS)技術を採用したサービス。サービス品質(QoS)を保証する機能に優れ、ミッションクリティカルなデータや音声、テレビ会議向けのアプリケーションなどの利用に適しているという。宅内装置へのアクセス回線からバックボーンまで全システムを二重化しており、「専用サービスと同等の高い信頼性を提供する」(同社)。
利用目的とネットワーク環境に合わせ、ポイントツーポイント型、ポイントツーマルチポイント型の2構成が可能。インターフェースはT1/E1、10Base-T、100Base-TX、1000Base-SX/LXから選べる。
顧客宅内に設置する回線終端装置は、従来装置に比べ3分の1のサイズでありながら回線収容能力が向上しており、イーサネットの場合、最大16回線の10/100 Base-T/TXを収容できる。同装置はマルチサービス対応なので、音声サービスの収容も可能。
月額料金は、ポート料金が2万1000円(T1)〜12万2850円(1000Base-LX)、帯域料金が9万9750円(1Mbps)〜65万2050円(800Mbps)。
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