シマンテックは7月5日、ソリューション製品群の新製品としてノートン・パーティションマジック8.0を2004年8月4日より全国店頭にて発売すると発表した。販売は従来どおりネットジャパンが行う。
1995年にPowerQuestより発売されて以来、パーティションユーティリティ分野における代表的製品として世界中のユーザに利用されている「パーティションマジック」シリーズ。このたび、SymantecがPowerQuestを買収したことにより、ノートン・シリーズに業界ベストセラーのPCハードディスク用パーティションソフトウェアが製品ラインアップに追加されることになった。
ノートン・パーティションマジック8.0は、ハードディスクのデータを保護しながら、パーティションを迅速・簡単に作成でき、サイズ変更、移動、分割、統合、復活といったディスク管理を実行してくれるソフト。ディスクのエラーをスキャンしたり、デフラグを実行したりと、管理機能の処理速度を大幅に向上させる機能に加え、対応できるファイルシステムも、NTFS、FAT32、FAT、Linux Ext2およびLinux Ext3と充実している。
OS上から論理ドライブを簡単に作ることができるので、ひとつの物理ドライブを利用して複数のOSの起動(マルチブート)を考えているユーザーには便利なツールといえるだろう。パーティションの使用領域が90%以下の場合には、最大300Gバイトまでの操作をサポートすることができるので、大容量ディスクの管理も容易だ。また、タスクウィザードによる簡単な操作も魅力のひとつで、通常は難しいセッティングもノートン・パーティションマジック8.0なら誘導にしたがうだけだ。
ノートン・パーティションマジック8.0の標準パッケージ価格は1万1340円(税込み)で、2004年8月4日より全国の店頭、ネットジャパンの代理店を通じて販売予定。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」