NECとNECマグナスコミュニケーションズは6月29日、最大1Gbpsと最大45Mbpsの各イーサネットによるブロードバンドサービスを光ファイバ1本で提供可能なメディアコンバータ「GM200シリーズ」について、販売を同日開始すると発表した。同製品は、センター装置のGM200-Cとリモート装置のGM200-Rで構成される。
GM200シリーズを使用すると、IP電話サービスなどの帯域保証型サービスと、VPNサービスなどの帯域共有型サービスの両方を、1本の光ファイバで運用できる。その結果、「コスト効率の高いサービス提供が実現する」(両社)。
最大1Gbpsのギガビットイーサネットと最大45Mbpsのファーストイーサネット用に、それぞれ別の接続ポートを備え、独立した通信が行える。ギガビットイーサネットのインターフェースとしては1000BASE-Tまたは1000BASE-SXのいずれかが選択可能で、拠点間の距離に応じ、短距離用と中距離用の製品ラインアップを用意している。
通信波長帯はITU-T G.983.3に対応しており、同社の「映像分配システム」「映像系光加入者線終端装置(V-ONU)」との組み合わせにより映像配信サービスの運用も可能。
GM200シリーズの価格は、GM200-CおよびGM200-Rとも27万8000円から。出荷開始は7月1日の予定。
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