富士通は6月23日、「お客様により近いフォーメーションの実現」(同社)を目的とする組織改編を営業部門およびソフト・サービス部門で実施した。同社が同日明らかにしたもの。大手顧客向け営業/SEを事業本部として一体化したほか、地域/中堅企業向けの営業本部を全国9ブロック体制に再編している。
同社はこの組織改編を「フォーメーションの革新」と呼び、(1)「お客様から見てわかりやすいこと」、(2)「お客様対応のスピード向上ができること」、(3)「お客様のITライフサイクル全体をシームレスにサポートできること」、(4)「グループ内での事業や機能の重複・競合をなくすこと」という基本的な考えを軸とした。
大手顧客向けの営業/SEが所属する事業本部は以下のマーケット別ビジネスグループが統括し、「広範囲な業種/業務ノウハウの共有や人材の流動を図る」(同社)。
全国9ブロック体制に再編した営業本部は、地域ビジネスグループが統括する。同ビジネスグループに中堅企業の顧客を中心としたパートナービジネス拡大を目的とするパートナービジネス本部を設置し、各地域営業本部とともにパートナービジネスの支援を強化する。
マーケット別ビジネスグループと地域ビジネスグループを横断的に支援するグループとしては、以下の3ビジネスグループを設け、「戦略の一貫性、人材の流動性を強化するとともに、生産性/品質の向上に向けた技術の共有化を図る」(同社)。
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