Apple Computerが、欠陥のあるロジックボードを搭載したiBookを無償で修理・交換するプログラムの対象機種を再度拡大した。
同社は米国時間の21日、ディスプレイに問題がある、2001年5月から2003年10月の期間に販売されたiBookを無償で修理することを明らかにした。Appleはこれまで、2002年5月から2003年10月に販売されたマシンを対象にしていた。
Appleは修理プログラムを1月に開始し、4月には対象範囲を拡大していた。だが、これら2回の発表を受け、一部のMacユーザーから、このプログラムの対象期間外に購入したiBookにも同様の問題があるという苦情が寄せられていた。
問題のマシンではディスプレイ関連のさまざまな問題--動画表示にスクランブルがかかったり歪みが出たりする、画面上に予期せぬ線が現れる、断続的に動画がフリーズするなどの症状が現れるなど--が起動後に発生する。
Appleの関係者は、これで問題の影響を受けるiBookの所有者全員が対象になるはずだ、と述べる。
Appleは、対象マシンは増やし続けているものの、修理プログラムの条件については1月の発表時から変えていない。同社では、購入時から3年以内に「特定の部品に障害が発生した」マシンを無償で修理する。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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