BCNのBCN総研は6月11日、PCの店頭市場動向に関する調査結果を発表した。テレビ機能搭載モデルの販売が増えており、デスクトップPCだけでなくノートPCにも同機能搭載モデルが増加しているという。2004年5月のPC販売台数に占めるテレビ機能搭載モデルの割合は、デスクトップPCが61.6%、ノートPCが13.2%。ノートPCは同機能搭載モデルの比率がデスクトップPCに比べ小さいが、販売台数は前年同月に比べ約4倍と大きく拡大した。
同機能搭載PCのメーカー別市場シェアは、これまでデスクトップ/ノートPCともにソニーが優勢を保っていた。しかし、需要の高まりとともに競争が激化し、デスクトップPCは富士通、NEC、ソニーが僅差で拮抗している。ノートPCでは、2004年2月以降、東芝がトップシェアで推移している。
「PCはAV機能面の強化でデジタル家電に対抗しており、PCのテレビ機能搭載は今後も高まると見込まれる。PCはインターネット端末として定着したが、今後はテレビ視聴端末として定着化する様相をみせている」(BCN総研)
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