サイボウズは6月4日、2005年1月期第1四半期(2004年2月〜4月期)の連結決算を発表した。売上高は7億6700万円で、前年同期の6億3600万円に比べ20.7%増えた。純利益は1億4500万円で、前年同期の7400万円から96.1%の大幅増となった。
営業利益は2億7200万円。前年同期の1億4400万円に対し89.0%増。経常利益は2億8100万円で前年同期の1億4600万円に比べ91.3%の増加。
事業別にみた場合、サイボウズOfficeシリーズとサイボウズガルーンを手がけるエージェント事業部は、売上高6億8594万9000円(前年同期比14.0%増)。サイボウズデヂエのナレッジ事業推進部は5197万5000円(同106.8%増)。2003年7月に発売したサイボウズメールワイズのCRM事業推進部は2147万8000円。2001年に米国で設立したCybozuによる海外事業の売上高は858万5000円(同20.7%減)で、「日本での成功要因を十分に生かしているとはいえず、今期はマーケティングを中心に事業の見直しに着手している」(同社)。
2005年1月期通期(2004年2月〜2005年1月期)の業績については、売上高29億400万円、経常利益3億7700万円、純利益1億9600万円と予測する。
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