沖電気工業と日本インテリジェンスは、地方自治体を対象とするコールセンター向け位置情報サービス提供で提携した。両社が6月4日に明らかにしたもの。沖電気の位置情報サービスソリューションを日本インテリジェンスのコールセンターに組み込み、「初期導入コストを抑えて位置情報サービスを住民に提供できるシステムを実現する」(両社)。提供開始は6月初旬の予定で、日本インテリジェンスが展開していく。
この提携により、沖電気は位置情報サービスをASPの形態で日本インテリジェンスに提供する。日本インテリジェンスは地方自治体向けコールセンターのサービスメニューとして位置情報を追加。コンサルティングからシステム構築/支援、サービス体制の構築、運用トレーニングまで総合的に対応する。
両社は、同サービスの応用例として事故遭遇時の救急車両手配代行/身元確認、介護サービス、産業廃棄物管理、ごみ収集車情報配信、地域バスロケーションサービス、通学路安否確認、徘徊(はいかい)者探索、ペット探索などを挙げる。3年間で30自治体への提供を目指すとともに、企業向けにも積極的にサービスを展開するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス