NEC(金杉明信社長)とNECシステムテクノロジー(本社・大阪市、高橋利彦社長)は、位置情報の活用を総合的に支援する「GPSSolution」の販売活動を12月4日から開始した。価格は400万円から。今後3年間で100システムの販売を見込んでいる。
「GPSSolution」は、携帯電話を始めとするクライアントソフトの開発から、位置情報/地図情報サーバーの構築、営業要員管理/車両管理などのアプリケーション開発、既存の業務システムとの連携まで、位置情報の活用を総合的に支援するソリューション体系。
企業のニーズに合わせてシステム構築を行う「個別SIメニュー」によって、さまざまなニーズに柔軟に対応した位置情報活用システムを短期間で導入することができ、
──などとして運用することが可能となる。
具体的には、「GPS機能」を搭載した携帯電話などから得たリアルタイムな位置情報を、既存の業務システムに容易に組み込むことができる「連携機能」や、携帯電話で3次元地図の表示を可能にするなどの「拡張機能」によって、工事現場や自然環境などの状況監視といった、位置・時間・画像などを組み合わせた、より正確な情報管理を実現することができる。
また、企業の利用用途に応じて、「GPS機能」を搭載した携帯電話向けの業務ソフトウェア開発も行い、営業要員や車両のドライバーなどの業務内容に即した使いやすいクライアントソフトを提供するほか、「プライバシー保護機能」によって、クライアント利用者のプライバシーを考慮した利用も可能となっている。
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