滋賀県警生活保安課と八日市署は5月26日、オークションサイト「ヤフーオークション」で海賊版ソフトウェアを販売した兵庫県の男性を著作権法違反の疑いで逮捕した。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が明らかにしたもの。
ACCSによると、この男性は昨年12月4日ごろから同13日ごろにかけて、複製したマイクロソフト製ビジネスソフトウェアをヤフーオークションに出品。今年1月末頃までの間に26人に対して36枚の複製CD-Rを販売した疑い。このCD-Rを購入した客から相談を受けた八日市署がACCSを通じてマイクロソフトにCD-Rの鑑定を依頼し、男性が販売していたものが同社の製品の海賊版であることが確認されたため逮捕に至った。男性宅からはPC1台とCD-Rが押収された。
ヤフーとACCSは、ヤフーオークション上での著作権保護を進めるために今年3月15日から海賊版対策を強化し、海賊版が出品された際に適用する削除基準と対応方法を取り決め、発見・削除の迅速化を進めている。ACCSによると、この取り組みにより、3月15日から同31日までの間に約3000件の海賊版の出品を停止している。
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