ソフトフロント(本社・札幌市、村田利文社長)は、IP電話、ビデオ会議などを実現する業界標準プロトコルSIPやVoIPに関する同社の技術ノウハウをメーカーやシステムインテグレータに提供する開発支援プログラム「2004年度SIPパートナープログラム」を発表した。
同プログラムは、昨年の開始以来、メーカーを中心に多くのパートナー企業に採用され、SIPを利用したIP電話サービスの構築、組み込み製品の開発、SIP関連のコンサルティングなどに活用されている。新バージョンでは、オフィスや家庭のブロードバンド環境の拡大が市場に大きな変化をもたらすことを目標に、「あらゆるコミュニケーションの基盤技術となるSIP」をベースとした開発支援プログラムとして機能強化を行った。
主な改良点は、同プログラムのベースである「開発環境パッケージ」に対する、
――などで、今後確実に拡大するデジタル情報家電市場への対応に必要な機能強化に重点を置いている。
バージョンアップは8月に実施し、来年1月にも新たな開発ツール群の追加を予定している。
「2004年度SIPパートナープログラム」の詳細については、5月19日に開催する「第5回SIPプライベートセミナー」で明らかにする。
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