エムトゥエックス(M2X)は5月16日、IP電話サービスM2X TaRaBaの提供を同日開始したと発表した。同社は、PC用電話ソフトウェアM2X-Liteを使ったサービスによる「パソコンからタダ電話」の運用を開始し、一般加入電話とのあいだで通話できるオプションも用意している。
TaRaBaは専用ソフトウェアを用いるソフトフォン方式のIP電話サービスで、加入者間の通話は無料。固定電話や携帯電話への通話は「国内最安クラス」(同社)で、国内固定電話への通話は3分7.14円、携帯電話への通話は1分17.32円で行える。
M2X TaRaBaは30日間無料で試用できる。ただし、一般電話への発信オプションを利用するには有償会員になる必要がある。サービス加入後は、加入料と一年分の利用料、「M2 X-Lite」ソフト料金をあわせて年間3,980円(月額契約の場合300円と加入料1,000円)の基本料金が必要となる。
現在、同社のIP電話サービスでは、伝言がwavファイル付き電子メールで指定先に届けられるメール添付型の留守番電話機能や音声会議室機能、ウェブページからクリック操作で電話をかけるClick2Call機能、同時ログイン機能などが利用できる。NAT越えも可能。M2X-LiteはWindows(Windows 98SE、ME、2000、XP)とMac OS Xに対応しており、「世界中の利用者同士で無料通話が行える」(同社)。また、狭帯域用の音声圧縮技術(iLBC/GSM)を搭載しており、ダイアルアップ回線からでも通話が可能という。
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