インターネット協会(IAJapan)は、携帯電話機から出会い系サイトなどへのアクセスを制御する技術や、子供に適さない情報をフィルタリングする技術の開発を行う「モバイルフィルタリング技術の研究開発」プロジェクトを開始する。IAJapanが5月14日に明らかにしたもの。
同プロジェクトでは、携帯電話事業者やフィルタリングサービス提供者などの協力により、必要とされる技術の開発を進める。また、技術検討の場として「モバイルフィルタリング技術研究会」も発足させる。慶応義塾常任理事・環境情報学部教授の斎藤信男氏が座長を務める。
さらに、World Wide Web Consortium(W3C)のアクセス制御技術Platform for Internet Content Selection(PICS)について仕様策定作業に参加し、携帯電話機におけるレイティング/フィルタリング方式を支える基盤を取り決める活動に取り組む。子供を対象とした携帯電話機向けコンテンツフィルタリングシステムの実証実験も計画している。
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