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メルコ、03年度連結決算は売上高1000億円突破、経常利益は32%増

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 メルコホールディングス(本社・愛知県、牧 誠社長)の04年3月期連結決算は、売上高が1037億円、営業利益が52億2000万円、経常利益54億円、当期利益30億5000万円となった。

 昨年10月1日付でメルコグループを統括するホールディングカンパニー制に移行したため前期比増減は算出してないが、旧メルコグループの前期業績と比較すると、売上高が18.5%増、営業利益33%増、経常利益32.5%増といずれも大幅な伸びを達成した。この背景として同社では、「パソコン本体市場の市況が回復し、同時にTVチューナー付きパソコンの普及で動画を扱うユーザーが増えたことが、ストレージやメモリ、ホームネットワーク製品の需要増につながった」としている。

 製品分類別売上高では、メモリが339億6000万円(旧メルコグループとの前期比35.8%増)と最も伸びが高かった。金額ベースでは前期に比べて約100億円の増加。パソコンにUSBで接続するフラッシュディスクが好調であったフラッシュメモリと、メモリモジュールが各々約50億円ずつ売り上げを拡大した。

 ストレージは379億7000万円(同21.6%増)で、動画像を処理するためのネットワーク接続用ハードディスクの需要増が大きく貢献した。

 一方、ここ数年成長が著しかったネットワークは、231億6000万円(1.2%増)にとどまった。うち、無線LAN、ルータなどのブロードバンド製品は、188億3000万円(4.9%増)。「ブロードバンド製品では回線の高速化に対応した新製品やセキュリティ機能の強化などで市場をリードできたが、需要期である下半期に部材の調達が間に合わず製品投入が遅れた」ことが要因で、前期に比べて微増という結果になった。

 今期は、売上高1220億円(17.6%増)、経常利益63億円(16.5%増)、当期利益31億円(1.5%増)を見込む。メモリが引き続き20%近い伸びを期待できるほか、ネットワークについても部材の調達能力を高め計画通りの出荷を行うことで再び17%前後の成長を達成する計画。

メルコホールディングス

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