中国のソフトウェアベンダーである北京用友軟件工程の設立した日本法人「日本用友ソフトエンジニアリング」が、2004年5月に営業活動を本格的に開始する。日本用友が5月10日に明らかにしたもの。
北京用友軟件工程は、ERP/財務ソフトウェアを手がける用友グループの主要企業。同グループは、2002年から2年連続で中国のERP市場シェア1位を獲得したほか、財務ソフト市場で40%程度の市場シェアを13年間保っているという。現在は、主にERP製品/電子政府/アウトソーシングを中心に中国全土で活動中。
日本用友ソフトエンジニアリングは、中国で開発を進めつつ、まず日本企業向けアウトソーシングに注力して事業展開する。さらに、日本企業の中国進出の支援も行う。また、ソフトウェア開発へのコンサルティングと教育分野、保守分野にも業務を広げ、将来は自社製ERP/財務ソフトウェア製品の販売も予定している。
体制としては、中国から派遣されるSEに加え、在日中国人と日本人のSEを採用する。そのほかの概要は以下の通り。
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