米オープン・ソース・デベロップメント・ラボ(OSDL)は4月20日、テンアートニ(喜多伸夫社長)がOSDLに参加し、Linux発展のためにOSDLのデータセンターLinux(DCL)およびキャリアグレードLinux(CGL)ワーキンググループに参加する予定であると発表した。
テンアートニの喜多伸夫社長は、「日本の企業各社は急速にLinuxに移行している。当社は、グローバルなLinuxエコシステムにおいて、さらに密に協業するためにOSDLに参加し、データセンターにフォーカスして、エンタープライズ市場のおける大規模Linuxシステムの導入を加速していきたい」と述べている。
テンアートニは、97年設立以来、オープンソーステクノロジーをベースに事業を展開してきた。同社のミッションは、顧客企業の課題に応えながら常に最先端のテクノロジーを提供することにあり、Linuxサポート、プロフェッショナルサービス、およびシステム開発に加え、幅広いLinuxハードウェア/ソフトウェア製品を提供している。
とくに、同社のオリジナルブランド「ノーザンライツ」のLinuxアプライアンスサーバーは、使いやすく、構築やメンテナンスが容易なハードウェアデバイスとして、Linuxのパワーと柔軟性をアジア企業に提供している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」