ファウンドリーネットワークスは4月15日、SSLアクセラレーション機能を統合したゲートウェイスイッチServerIron GTシリーズを発表した。同社では、「最大毎秒150万個というSYNパケットによるギガビットレートのDoS攻撃からサーバファームを守り、レイヤ4-7およびSSLの高性能な接続を実現することで、企業ユーザーの厳しい要件に応える」としている。
ServerIron GTシリーズは、業界最高レベルのレイヤ2/3スイッチングとルーティング機能、インテリジェントなレイヤ4-7スイッチング機能、高性能なSSLアクセラレーションを統合した製品という。「コンパクトなきょう体1台で、高い可用性、スケーラブルかつ高性能なセキュアアプリケーションを可能とするインフラソリューションを提供する」(同社)
RSA暗号処理を必要とするSSLトランザクションは既存のアプリケーションサーバには負荷が高いが、これをServerIron GTシリーズに移管することで「サーバが十分な性能を発揮できる」(同社)。また、証明書の集中管理が行えるので、セキュリティと管理性が向上する。ウイルス、ワーム、悪意のあるコンテンツを含むメッセージを破棄するといったサーバ防御機能も備える。
ServerIron GTシリーズのゲートウェイスイッチの構成は以下の通り。かっこ内は参考価格。いずれも2004年夏に出荷開始の予定。
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